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中検はいきなり3級から受けてもOK!一発で合格できるコツ・勉強法・教材も全公開

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・いきなり中検3級を受けても大丈夫?

・3級のレベルってどれくらいなの?

3級に一発で合格したいけど、自信がない。。。


今回は、このようなお悩みを解決していきたいと思います。

本記事の内容

・いきなり中検3級を受けるのはアリ!

・中検2級保有者が一発で合格できる対策を全公開

・オススメの教材を紹介

・3級によくある質問


本記事を書いている人


KOHKI

中検3級に2021年に合格しております。



中検3級といえば、中検の中でも受験者数が一番多い級でしっかり対策すれば合格をすることは難しくありません。


もちろん、合格すれば中国語の基礎はほとんどマスターしたレベルといえるでしょう。


とはいえ、なんとなくで解ける中検4級と違って本腰を入れて取り組まないと足元をすくわれやすいので油断することができません。


そこで、本記事を読めば中検3級に一発で合格できる勉強法や受ける前に知っておきたい情報を手っ取り早く知ることができます。


ぜひ、本記事を参考にして中検3級に一発で合格してくださいね!

目次

いきなり中検3級を受けるのはアリ!

まず、中検4級に受かってないけどいきなり3級を受けても大丈夫か?と思う方が多いと思います。結論からいうと、いきなり受けても大丈夫です!


理由としては、中検は僕も4級を飛ばして3級から受けて合格したからです。


ただ、いきなり3級から受けてもいいとはいえ受験の前にレベルを把握しておくことが肝心なのでしっかり頭に入れてから対策を始めましょう。

中検3級のレベルは?

中検3級に合格するために必要なレベルは以下の通りです。






3 級
〇常用語約2,000から

〇日常生活における基本的な問答,比較的長い会話文または文章の聞き取りと内容理解

〇単語・語句のピンイン表記・声調

〇基本的な文法事項及び文法事項を含む単文・複文の組み立て

〇比較的長い文章の内容理解

〇日本語の中国語訳(記述式)
引用元:日本中国語検定協会

この表から中検3級では、基本的な文章の読み書きができることが求められているのがわかります。


ピンインや声調はもちろん、文法の基礎をマスターしていないと合格は難しいレベルと言えるでしょう。

また、3級に達すると簡単な日常会話も可能なので中国で最低限生活できる程度のレベルです。

H3合格率「過去10回分」は?

次に、中検3級の合格率を見ていきましょう。

第109回49.0%
第108回47.5%
第107回49.8%
第106回39.0%
第105回46.0%
第104回52.5%
第103回43.5%
第102回47.6%
第101回52.8%
第100回46.6%
引用元:日本中国語検定協会

大体、平均40%〜50%の間が多いので受験者の半分近くは合格できています。難易度もそこまで難しいわけではないですね。

必要な勉強時間はどれくらい?

結論からいうと合格するために必要な勉強時間は200時間〜300時間と言われています。

大学で第二外国語を選択した場合に二年以上の学習で習得可能ですね。

毎日、2時間を勉強に費やせば最短で3か月で合格できます。毎日1時間であったとしても半年から1年程度で合格することが可能です。

中検3級に挑戦していい目安は?

さて、ここまで中検3級のレベル感や必要な時間数等をお伝えしました。とはいえ、現在のレベルで挑戦するのはまだ不安な方もいると思います。

そんな時は、過去問を一回解いてみましょう!目安としては4割以上取れていれば迷わず挑戦することをオススメします!

なぜなら、僕も中検3級を受験する2か月前に過去問を解いた時の正答率が大体4割前後だったからです。

4割以下の正答率の場合は、まだ基本ができていない可能性があるのでしっかりマスターしてから過去問に再び挑戦してください。

KOHKI

ちなみに中検3級に合格するためにはリスニング・筆記共に60点必要ですが1~2ヶ月あれば4割前後でも全然間に合います。

中検2級保有者が一発で合格できる対策を全公開

では、ここから実際に僕が中検3級に受かった時に使っていた勉強法を公開していきたいと思います。

メインの勉強法は以下の3つです。

①単語を覚える

②音読する

③過去問を解きまくる

早速、一つ一つ詳しくみていきましょう!

①単語を覚える

まず一つ目は、3級で必要な単語を覚えましょう。

3級で覚えるべき常用単語数は2000語以上なので、早めに取り組んでおくことをオススメします。単語を覚えないと過去問を解いても全く意味が分からないだけでなく、発音することもできないからです。

発音をすることができないというのは、当たり前ですがいくら聞いても意味を理解できることは100パーセントありえません。

なので、中検3級は単語ゲームだと思って最優先で取り組むべきです。さっさと終わらせて自分の苦手分野に尽力を尽くしましょう!

KOHKI

中検3級では筆記の大問1でピンインと声調の知識を問われる問題がいきなり出てきます。しかも、配点は20点なので単語を完璧に覚えてしまえばかなり有利です。

単語の暗記が苦手な人は、「中国語単語の忘れない覚え方!」で詳しくまとめているのでこちらも合わせて参考にしてくださいね。

②音読する

次にやるべき2つ目は、日々の学習に音読をとり入れてみることです。

理由としては、音読することで文章を読むのになれることができるだけでなくリスニング力もアップするからです。

なぜ、音読をすると言語能力が上がるかというと「自分の口を使って話したり、言ったことを耳で理解すれば脳のウェルニッケ野が活発になる。」というのが科学的に証明されているからです。

ウェルニッケ野とは?

知覚性言語中枢と呼ばれ、人の言葉を聞いて理解することができる脳の一部です。

難しい言葉ですが、簡単にいえば音読をすることで外国語脳を作ることができると思ってもらって構いません。

語学を学んでいる上級者も取り入れてるくらい音読は有名な学習法なので、中検3級に合格したいなら試さない手はないでしょう。

僕が実際に使った音読教材は以下の「【聞き取れない人必見】リスニング力爆上げ必至「はじめよう中国語音読」を使った結果」という記事で説明しているので詳しく知りたい方は参考にしてくださいね。

③過去問を解きまくる

最後の3つ目が、過去問を解きまくることです。

3級を受験する前に、問題に慣れる事と出題傾向を把握しておくことが合格できる可能性がかなり高くなります。

なぜなら、もし、過去問を解く回数が少ないと、時間配分を考えることができません。また、自分がいつも間違えやすい問題の傾向を分析することも不可能です。

なので、合格したいなら過去問をメインに勉強を進めていくことが最強の対策と言っても過言ではありません。


とはいえ、過去問をどう活用すればいいのか分からないという方に向けて、僕の過去問の使い方をステップ形式で説明していきますのでぜひ手順に則って対策してみてください。

STEP①過去問を解く

さっそく、過去問を解きましょう。(この時必ず時間を測ることを忘れないように。)

そして、自分が解答を書き込む際に理解度を測るために以下のように印をつけてください。

例)

◯印の意味:完全に理解できる

△印の意味:完全に理解できてはいないがなんとなくわかる

✖️印の意味:全く理解できない

KOHKI

2回目を解く際に同じ間違えがないか確認するので消さないようにしてください!

STEP②答え合わせをする

全て解き終えたら一旦答え合わせをしていきます。

終わったら、実際に自分が間違えた部分と印をつけたところを照らし合わせて自分の理解できていないところを分析していきましょう!

STEP③間違えたところを解説を読んでしっかり理解していく

このステップでは、自分の正答率を気にせず自分がマークした△と✖️印をつけたところを解説を読みながら理解していく段階に入ります。

また、◯印をつけたにもかかわらず不正解だった場合も知識に漏れが無いかしっかり確認しておきましょう。

STEP④シャドーイングや音読をしてアウトプットする

解説を読んで理解できたらアウトプットをして更に理解を深めましょう。

例えば、リスニング問題で間違えたところはシャドーイングや音読をして2周目で解く時に聞き取れるように何度も練習してください。

筆記試験では、分からなかった文法表現や作文はオリジナルのノートを作り自分の弱点を書き込んで頭に叩き込みましょう。

STEP⑤一週間後に2回目を解いてみる。

 STEP①〜④までを終えたら、一週間後に2回目を解いてください。8割〜9割を取れていればOKです。

以上、過去問6回分を同じようにSTEP①〜⑤を繰り返しやっておけば試験本番では実力が発揮できるでしょう。

僕が使ったオススメの教材を紹介!

では、ここからは僕が実際に3級の対策に使ったオススメの教材を紹介していきます!

一通り頭に入れてしまえば、合格することは難しくないのでぜひ参考にしてください。

①クラウン3級単語帳

まず、オススメする一つ目の教材は「クラウン 中国語単語800」です。

ボクが、中検3級を受ける前に使った単語帳はこの「クラウン 中国語単語800」のみでしたが十分でした。

中検3級で必要とされている単語はこの本で全て網羅されているので効率よく覚えたい方にとってはかなりオススメ。

②完全攻略!中検3級 8週間の学習プログラム

この「完全攻略!中検3級 8週間の学習プログラム」は、中検3級で必要な力を8週間で身につけられるように設計されています。



実際、ボクも勉強できる時間が少なかったので、過去問と並行して毎日一課ずつ進めていきました。

その結果、問題の傾向や自分の苦手な部分を知ることができ、短期間で中検3級に必要な力を身につけることができました。


そのため勉強時間がなかなか取れないけど効率よく勉強したい人には、個人的にかなりオススメな教材です!

KOHKI

過去問のサブ教材として使うと効率がいいですよ!

③新ゼロからスタート 中国語文法&文法応用編

文法が完璧ではない人は、「新ゼロからスタート 中国語文法」と「文法応用編」を仕上げましょう。

実際に、ボクも5周以上回していてインプットとアウトプットを両方同時にできる数少ない文法書です。

アマゾンでも高評価が多いので、文法の知識を効率よく身につけたい方は本書を利用してみるのをオススメします。

ちなみに「新ゼロからスタート 中国語文法」と「文法応用編」をマスターすれば3級における文法学習はそれ以上は必要ありません。

3級に関するよくある質問

ここでは、中検3級を受ける方からよくある質問をまとめました。

Q:中検3級に合格するメリットはあるの?

中国語の基礎をマスターできたと言えるレベルなのである程度の中国語力の証明になります。

また、中国語力がある人を評価する企業も多いので持っておいて損はありません。

Q:3級に受かったら2級まではどのくらい勉強すればいい?

3級から2級に合格する為の時間は、大体600〜700時間が必要と言われています。

単語数でも3級の倍である3000〜6000語が必要なので3級に要した時間の2倍は覚悟しておかないと合格できません。

Q:履歴書に書いても大丈夫?

結論からいうと書いてもOK

英語を話せる人は多いですが中国語ができる人は珍しいので重宝される可能性が高いです。自信をもって履歴書に書きましょう!

オンラインのマンツーマンレッスンで3級対策も有効!

余裕がある方は、オンラインのマンツーマンレッスンを利用することもオススメです。

オンラインレッスンを利用すれば、独学で分からないところを講師に質問できたり自分の弱点を把握できたりと効率よく勉強を進めることができます。

有名なオンラインレッスン「ECC」では、中検のあらゆる級に対応している教材を使うので3級に特化した授業を質の高い講師とマンツーマンで受けることが可能です。

もちろん、試験対策以外でも会話や発音練習などもマンツーマンで受講可能なので、さらに中国語スキルを上げたいと思っている方は、検討してみるのもいいでしょう。

▷▷ECCオンラインレッスン(無料体験)を受けてみる

まとめ:3級に受かりたかったら過去問を解きまくろう!

今回は、いきなり中検3級を受けても大丈夫なのか?というところを掘り下げていきました。

本記事の要約

✔︎いきなり中検3級に挑戦してもOK!

↪︎受験していい目安は、1〜2ヶ月前に過去問で4割前後取れていたらOK!


✔︎中検3級に合格する勉強法3つ

①単語を覚える

②音読する

③過去問を解きまくる


✔︎オススメの教材を紹介

①クラウン3級単語帳

②完全攻略!中検3級 8週間の学習プログラム

③新ゼロからスタート 中国語文法&文法応用編


✔︎よくある質問

✔︎オンラインレッスンを利用する

中検3級に合格するために、小手先のテクニックはほとんど必要ありません。

受かるための一番の近道は、3級レベルの文法と単語を身につけた上で過去問を多く解きまくることです。

とはいえ、独学で合格することができるか不安な方は並行してオンラインのマンツーマンレッスンを利用することも検討してみましょう。

非効率な勉強をして時間を浪費するよりも、プロの力を借りて対策した方が効率がいいだけでなく本物の中国語力が身につきやすいです。

以上、本記事がみなさんの参考になれば幸いです。では、再見!

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この記事を書いた人

こうき  
母親が中国の上海人だが、幼少期から日本語オンリーで育ったため中国語が全くわからず親戚から中国語喋れないダサいハーフと思われて一年発起。

2020年5月中国語学習開始

2020年9月HSK3級取得

2021年3月中国語検定3級取得

3級取得後2022年夏まで中国語熱が冷め、勉強時間ゼロで一度挫折

このままでは、まずいと思い2022年9月学習再開

2023年2月 HSK5級220点取得

2023年4月 中国語検定2級 合格

HSK6級受験予定←今ここ

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