HSK3級の勉強時間は短くてOK!一発で受かる勉強法をほぼ満点のボクが全て公開!

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2025年2月19日:情報更新しました

・HSK3級の合格に必要な勉強時間ってどれくらい?

・HSK3級に合格できる勉強法を知りたい 


今回は、こんなお悩みを解決していきたいと思います。

本記事の内容

  • HSK3級の試験概要
  • hsk3級の合格に必要な時間は?
  • 中検のレベルとも比較してみた!
  • 一発でhsk3級に合格できる勉強法を全公開!
  • hsk3級対策でオススメの参考書
  • HSK3級に関する質問


本記事を書いている人

KOHKIの「X(旧Twitter)」アカウント

HSK3級にもほぼ満点で合格しました!


HSK3級は、中国語を勉強している人が目標とする資格のひとつですよね。

とはいえ、合格するために何から始めればいいのか分からない人も多いと思います!

そこで、本記事を見れば以下のことを知ることができます。

・HSK3級の合格に必要な時間

・実際にボクが294/300点を取得した勉強法と参考書

今日から始められることがほとんどなので、どうすればいいか分からない方は最後までご覧くださいね。

目次

HSK3級の試験概要

まずは、ざっとHSK3級の出題内容とレベルを見ていきましょう。

HSK3級の出題内容は?

試験内容聞き取り読解作分
問題数40題30題10題
時間35分30分15分
HSK3級の出題内容

hsk3級の特徴

・hsk1〜2級では、作文がなかったけど追加される

・リスニング問題は2回放送される

・聞き取りと読解パートはマークシート方式

・作文は記述式


HSK3級は、180/300点が合格点なので合格はとても簡単‼︎

こうき

極端な話、リスニングが0点でもほかのパートで180点取得できていれば合格できますよ。

HSK3級のレベルはどれくらい?

HSK3級のレベルってどれくらい?


結論からいうと、「基礎文法は理解していて簡単なコミュニケーションができる」くらいのレベルです。


hskの公式ホームページでは、

中国語を使って、生活、学習、仕事等における基本的なコミュニケーションができる。中国旅行の時も大多数の場合において中国語で対応することができる。

HSK日本実施委員会の公式サイト


と書かれています。

こうき

もっと具体的にいうと、自己紹介やあいさつ、買い物など場面が限られているところで求められるレベルですね。

中検のレベルとも比較してみた!

つぎに「中国語検定のレベルと比べてどうなの?」ってところですが、結論からいうと【中検4級】レベルにあたります。

中検の公式ホームページを見ると、こんな感じ。

・中国語の基礎をマスター

平易な中国語を聞き、話すことができること。

(一般大学の第二外国語において一年以上の学習程度。)

日本中国語検定協会の公式サイト


つまり、HSK3級と同じく簡単なコミュニケーションができるレベルってことですね。

こうき

もし、すでに中検4級に合格しているならHSK3級にも合格できるレベルがあるので挑戦してみるのをオススメします!

HSK3級の合格に必要な時間は?


続いて、「HSK3級合格に必要な時間はどれくらい?」についてですが、

一般的に「135時間」かかると言われています。

hsk3級のホームページでも

大学の第二外国語における第二年度前期履修程度の学習が目安とされています。

HSK日本実施委員会の公式サイト


と書かれています。

つまり、一年以上の学習期間が必要ってことですね。

具体的な数字にするとこんな感じ。

135時間=大学の授業「2コマ(90分)」×15週間×3学期


ボクの経験上でも、自分の勉強記録を見るとHSK3級に費やした時間はだいたい151時間でした。

勉強時間の記録
勉強記録の時間


なので、多くの人にとって135時間はおおむねの目安として参考になると思います!

とはいえ、一年半は長すぎますよね。

でも、毎日2時間の勉強を確保できるなら話はちがってきます。

約135時間=毎日2時間×67日


上記のようにうまくいけば、初級からでも2ヶ月弱で合格できます。

こうき

なので、本気出せば1年半も必要ないですね笑

一発でHSK3級に合格できる勉強法を全公開!


では、ここからはぼくが実際に使った勉強法を公開していきますね!

やったのは、以下の4つ。

・発音の学習

・シャドーイング

・音読をする

・文法をアタマに入れる

発音の学習

当時のぼくは、はじめに発音学習からやりました。

理由は、「正確な発音がリスニング能力を向上させるから」です。

また、正しい発音を学ぶことで単語や文法の記憶も助けられ、全体的に中国語力が向上します。


やっぱり発音が不正確だと、聞き間違いや誤解があったりして得点にも影響しちゃうんですよね。

また、リスニングができない上に話すこともできません。

こうき

以前のぼくも、発音学習を適当にやっていたので聞き分けができなくて挫折しかけました…

つまり、発音ができないと他の学習にも影響が出ちゃうんです。

なので、以前のぼくみたいになってほしくないので、発音学習をまだ終えていない方は発音学習から始めましょう!


具体的にやることは、ピンインと声調を覚えればOK!


以上の2つをマスターできれば、中国語を話すことも聞くことも苦じゃなくなりますよ。

もっと発音学習について知りたい方は中国語の発音で独学は可能?初心者が独学で失敗する事や勉強法をステップ形式で解説!を参考にしてくださいね!


まさに中国語は発音が命の言語といっても過言ではありません!

手を抜かないように、しっかり基礎を身につけてくださいね。

中国語の発音学習はむずかしい

とはいえ、発音の独学は難しいのでなるべく中国人の知り合いにチェックしてもらうことも検討してみてください。

こうき

ぼくも、発音だけは母親やプロにもお願いしてマスターしました。


もし、近くに中国人がいない場合は、オンラインレッスンで発音のチェックをしてもらえますよ。

オンラインスクールは色々ありますが、「発音学習」をするなら【CCレッスン】がオススメ!

CCレッスンの主な魅力

  • 500人以上の経験豊富な講師が在籍
  • 講師のほとんどは日本語スキルが高い
  • ライフスタイルに合わせた豊富なプランが利用可能


日本語を話せる講師が多いため、中国語が全く話せなくても安心です。


日本語を使って丁寧に発音を教えてくれますよ。

また、現在CCレッスンでは2回分の無料体験も行っています。ぜひ、気軽に試してみてくださいね。

▷▷CCレッスンの無料体験はこちら

シャドーイング(リスニング対策)

シャドーイングをしている人

発音学習が終わったら、「シャドーイング」をやっていきましょう。


シャドーイングをすることで、中国語の発音やリズムを効率的に理解できるので頭に残りやすくなるんですよね。

シャドーイングとは?

シャドーイングは、中国語の音声を聞いてマネしながらついていくトレーニングのこと。



というのも、中国語の音を忠実に再現しようとして発音やリズムを効率的に理解できるので頭に残りやすくなります。

こうき

ボクもシャドーイングをしたことでリスニングパートでは「94/100点」をとることができましたよ!

シャドーイングのやり方

では、具体的なシャドーイングのやり方を教えますね!

やることは、以下の3つだけです。

  1. 音源を聞く
  2. 分からない単語や表現がないかチェック
  3. シャドーイングをする
STEP
音源を聞く

まずは、自分がシャドーイングしたい文章の音源を数回聞きいてください。


ポイント

なるべく音に意識を向けて、何も見ないで聞きましょう。



自分が聞きとれない音を確認するために必要な作業なので、必ず何も見ないで進めてください。


これ以上、聞いても分からないというところでやめてOKです。

STEP
分からない単語や表現がないかチェック

つづいて、先ほど聞いた文章を確認していきます。

ポイント

何度も聞いて分からなかった単語や表現をくまなくチェックしましょう。



もし、あれば分からないままにせず発音の仕方をチェックしたり、辞書で調べてください。

STEP
シャドーイングをする

①と②の作業を終えたら、シャドーイングをやっていきましょう。

意識すべきポイント

・音を聞いて正確に発音できているか?

・ちゃんと文法や表現も理解しながらマネできているか?

・音声に1〜2秒遅れでついていく


上記のことを意識してどんどんリスニング力を上げていきましょう。

なお、シャドーイングのやり方を詳しく知りたい方は【完全網羅】中国語学習でシャドーイングがオススメな理由4選!やり方から教材も紹介でも解説しています。



ぜひ、参考にしてくださいね!

音読をする(読解対策)

つぎに、読解対策のために音読をしましょう。

音読をやる理由は、以下の効果があるからです。

音読の効果

  • 文章の構造を論理的に理解できる
  • 単語力が上がる
  • リスニング力が上がる


「音読なんてだるい〜」って思いますよね。でも、音読には科学的にも効果があることがわかっています。

参考文献


やるだけで、中国語のレベルが上がるならやらない手はありません。

実際に、ボクも日々の中国語学習に音読をとりいれていて聴く力と読む力が確実に上がっていきました。

こうき

ちなみにぼくの場合、音読だけでHSK5級にも受かることができました。個人的にHSK5級までなら音読だけでも余裕でいけますよ!



なお、ボクが実際に使った音読教材と詳しいやり方は「【聞き取れない人必見】リスニング力爆上げ必至「はじめよう中国語音読」を使った結果で解説しています。


参考にしてくださいね!

文法を覚える(作文対策)

最後に、文法書を仕上げておきましょう!

こうき

文法を一通り、頭に入れたらHSK3級の作文パートは満点とれます。


実際に、ボクも作文対策で特別やったことはありません。

やったことは、中国語の語順やルールを覚えたことだけ。

文法書を一冊、うすいので良いのでマスターしましょう。十分合格圏内に入れるレベルを身につけられますよ。

ボクが使ったオススメの文法書

HSK3級対策でオススメの参考書3選


では、つぎにボクが実際に使ったオススメの参考書を紹介していきます!

使ったのは、以下の3つ。

オススメの参考書

  1. 中国語検定HSK公式過去問集3級
  2. 新HSK3級 必ず☆でる単スピードマスター
  3. 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】

①中国語検定HSK公式過去問集3級

HSKの対策をするなら過去問は必須です。


過去問をとくことで、時間配分や出題内容を前もって理解できるので必ずやっておくことをオススメします。

こうき

ちなみに、過去問の音源は先ほど紹介したシャドーイングと相性がいいのでぜひ試してみてください。

②新HSK3級 必ず☆でる単スピードマスター

続いて、オススメするのは「新HSK3級 必ず☆でる単スピードマスター」です。


全部で650語が収録されているのでHSK3級で出題される単語はほぼ網羅されています。


ぼくも単語帳はこの一冊しか使っていません。

オススメな点

・全ての例文の音声を聞ける

・シャドーイング教材としても活用できる


ボクは空き時間に、例文をくり返し聞いたので過去問で出題される単語はほぼ聞き取れていました。

もし、単語帳選びに迷っているならこの一冊で問題ありませんよ!

口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】

最後にオススメするのが、「口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】」です。



HSK3級で出題される作文では「語順を正しく理解できているか」を問う問題が多く出題されます。

そのため、HSK3級の作文で高得点をとりたいなら「口を鍛える中国語作文」はかなり役に立ちますよ。

実際に使ってみて良かった点は以下の通り。

良かった点

・HSK3級の作文で満点を取れた

・簡単な中国語をすぐに言えるようになった


この「口を鍛える中国語作文」では、全部で75課あるんでちょっと長いんですよね。

でも、毎日一課ずつ進めることで「初級レベルで覚えておきたい文法」や「表現・語順」を理解することができますよ。

なので、HSK3級に合格したいだけでなく、話す力も身につけたい方にとってオススメのテキストです。

実際に、ボクが使った感想を以下の記事でも詳しくレビューしているので参考にしてください。

HSK3級に関する質問

次にHSK3級に関するよくある質問をまとめました。

HSK3級に受かるメリットはある?

結論からいうと、メリットはあります。


もし、3級に合格したら「中国語の基礎を理解できているレベル」と言えます。


なので、簡単なコミュニケーション(注文や道を聞くなど)をとることも問題ないと言えるでしょう。

こうき

ただ、初級レベルなので中身のある会話をしたい人にとっては物足りないと思います。

履歴書に書いてもいい?

結論からいうと、書いてもOKです。


ただ、個人的に評価はされないと思います。


やはり、初級レベルなので実際に話せる人はほとんどいません。

こうき

自信をもって履歴書に書けるのは、HSK4級以上が望ましいですね。

自信がないからHSK2級を受けるべき?

受けなくても全然OKです。

というのも2級と3級のレベルは、そんなに大差ありません。

実際に、ボクも初めてのHSKは2級からではなく3級を受験しました。

費用も、5060円なので高いです。

こうき

3級から受けても問題ありませんよ!

まとめ:HSK3級は2ヶ月で合格可能!

本記事では、HSK3級の合格に必要な勉強時間と勉強法を解説しました。

ざっくりまとめるとこんな感じ

本記事の内容

  • HSK3級の試験概要
    • HSK3級の出題内容
    • HSK3級のレベルはどれくらい?
      • 基礎文法は理解していて簡単なコミュニケーションもできるレベル
  • HSK3級の合格に必要な時間は?
    • 目安は「135時間」(毎日2時間勉強すれば2ヶ月で合格可能!)
  • 一発でHSK3級に合格できる勉強法を全公開!
    • 発音の学習
    • シャドーイング(リスニング対策)
    • 音読をする(読解対策)
    • 文法を覚える(作文対策)
  • HSK3級対策でオススメの参考書
    • 中国語検定HSK公式過去問集3級
    • 新HSK3級 必ず☆でる単スピードマスター
    • 口を鍛える中国語作文-語順習得メソッド【初級編】


HSK3級に合格すれば、中国語の基礎を身につけたと言っても過言ではありません。

合格を目指したいけど、どれくらいの時間がかかるか分からなかった方!

こうき

しっかりとした戦略を立てて勉強をすれば2ヶ月でHSK3級に受かることは難しくありません。


とはいえ、今回紹介した勉強時間は発音の基礎が身についてこそ実現できる時間です。


発音学習をサボると、勉強時間が伸びてしまう可能性も高くなるので注意してくださいね!

なお、現在【CCレッスン】では2回分の無料体験を行なっています。

▷▷CCレッスンの無料体験はこちら


ぜひ、この機会に発音のチェックをしてもらってくださいね!



本記事を読んだ方が、HSK3級に合格することを祈っています!

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この記事を書いた人

こうき  
母親が中国の上海人だが、幼少期から日本語オンリーで育ったため中国語が全くわからず親戚から中国語喋れないダサいハーフと思われて一年発起。

2020年5月中国語学習開始

2020年9月HSK3級取得

2021年3月中国語検定3級取得

3級取得後2022年夏まで中国語熱が冷め、勉強時間ゼロで一度挫折

このままでは、まずいと思い2022年9月学習再開

2023年2月 HSK5級220点取得

2023年4月 中国語検定2級 合格

HSK6級受験予定←今ここ

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