中国語がペラペラになるには?日本にいても流暢に話せる方法やコツをわかりやすく解説

中国語をペラペラに話すためには?

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中国語がペラペラになるにはどうすればいいの?

今回は、こんな疑問を解決していきたいと思います。

中国語の勉強を始めたら、できるかぎりペラペラに話したいですよね。

過去の僕も、ペラペラに話すためにいろんなことに手を出してきましたが、全く話せませんでした。

KOHKI

結論からお伝えすると、中国語は正しい方法で練習しないとペラペラに話せるようにはなりません。

そこで、本記事では以下の内容をわかりやすく解説していきます。

本記事の内容

・日本にいても中国語がペラペラになるには?

・中国語をペラペラに話すための3つの練習法

・中国語をペラペラに話すためのコツ

本記事を書いている人


本記事を参考にすれば、中国語をペラペラ話すために必要なことを知ることができます。

ぜひ最後までお付き合いくださいね!

目次

日本にいても中国語がペラペラになるには?

「日本にいても中国語をペラペラに話せるようになりたい!」

多くの人はここで方法やテクニックに走りがちです。

結論から言うと、練習の前に以下の3つを意識した方がいいです。

・ペラペラになりたい目的を決める

・ペラペラになる平均期間を知っておく

・ペラペラになるための必須条件

一つ一つ見ていきましょう。

ペラペラになりたい目的を決める

ペラペラになりたいなら、「なぜそうなりたいのか?」最初に目的を決めておきましょう。

なぜなら、最初に目的を決めていないと挫折の原因になるからです。

例えば、代表的な目的は以下の通り。

・ディスカッション(留学・大学の授業)で使う

・中国人の友達・恋人とコミュニケーションをとる

・ビジネスで使う

しかし、実際は優先順位を決めず、多くの人がいつまでもムダなことだけをやっています。

例えば、中国人の友達を作りたいのに、テキストばかり眺めていたり。。

そのため、途中から「なんで勉強しているんだろう?」と思いはじめ、勉強をやめて挫折というオチに、、、。

KOHKI

過去の僕も、目的を決めずたくさん時間をムダにしてきました。

そうならないためにも、まずは目的を決めてからペラペラになる練習を始めましょう。

ペラペラになる期間を知っておく

つづいて、「ペラペラになるまでの期間」はどれくらいなのでしょうか?

結論から言うと、最低でも1年〜2年はかかってしまいます。

例えば、一般的な日常会話を例にすると、最低でも「600〜700時間」は必要です。

根拠として、「中国語検定協会」のホームページで2級の概要を見てみましょう。

実務能力の基礎づくり完成の保証

複文を含むやや高度な中国語の文章を読み、3級程度の文章を書くことができること。

日常的な話題での会話が行えること。

中国語検定協会のHP

最後の方に、「日常的な話題での会話を行えること。」と書かれています。

つまり、中検2級に合格できる実力があれば最低限の日常会話はできると言っても過言ではありません。

そして、この中検2級レベルに到達するためには、およそ「600時間」以上が必要だといわれています。

KOHKI

実際に僕がオンライン会話で日常会話ができるようになったのも、中検2級に受かったあたりでした。


また、時間的にも僕が費やしてきた時間とも一致しています。

なので、ペラペラになる期間としては、「600〜700時間=1年〜2年」を一応の目安にするといいでしょう。

なお、日常会話レベルについてもっと詳しく知りたい方は、「中国語の日常会話レベルってどれくらい?最短で上達する勉強法も3ステップで紹介!」でお伝えしているので参考にしてください。

ペラペラになるための必須条件

最後は、ペラペラになる上での必須条件も知っておきましょう。

必ず外せないのは、以下の2つです。

・発音ができている

・文法の基礎を習得している

それぞれ理由を解説しますね。

発音ができている

一つめの必須条件は、「発音ができていること」です。

なぜかというと、発音ができていないと相手に伝わらないことが多いからです。

中国語を学び始めた方は、特に「四声」や「ピンイン」等の読み方につまづくことがほとんど。

そのため、苦手な発音は適当にやり過ごし、いきなり会話練習を始めてしまう方も多いです。

しかし、ネイティブには何を言っているのかが伝わらないため、ほとんどが挫折という道をたどっています。

また、発音をしっかり習得しないとその後の学習「リスニング・単語暗記」等にも支障が出てくるので早めにマスターしておくべきです。

なお、ピンインを覚える方法については「【ピンインを覚えられない人必見】中国語初心者が試すべき効率的な覚え方とコツを解説」で詳しく解説しています。

参考にしてくださいね。

文法の基礎を習得している

二つめの必須条件では、「文法の基礎を習得していること」を目指しましょう。

文法知識が不足すると、一語一語考えながら話すためペラペラとは程遠い状態になってしまいます。

とくに、中国語は語順が決まっているので、日本語のように文章を自由に組み立てることはできません。

そのため、正しい語順を理解していないとペラペラと話すのは至難のワザ。

KOHKI

逆を言えば、正しい型を知っていれば口からスッと中国語が出てくるということです。

文法は文章を構成する大切な骨格なので、うすい文法書を一冊でも良いので最低限仕上げておきましょう!

オススメの文法書

本格的な練習をする前に以上の必須条件をクリアしているかどうかをチェックしてみてくださいね!

中国語をペラペラに話すための3つの練習法

では、ここからはペラペラに話すための効果的な練習法を3つ紹介していきます。

KOHKI

どれも僕が実際に使っている練習法なので今日から試してみてください!

・独り言を言う

・1分間スピーチ

・オンライン中国語会話を利用する

詳しく紹介していきますね。

①ひとりごとを言う

まず一つめにオススメするのは、中国語で「ひとりごとを言うこと」です。

中国語をひとりごとで言う練習を続けると以下のような効果を期待できます

・中国語に慣れる

・瞬発的に話せる

中国語の文章を書く時は自分のペースでできますが、話すことになると瞬発的に話さないといけません。

なので、中国語でひとりごとを言う練習をすれば中国語に慣れるとともに、瞬時に文章を作り出すことも可能になります。

具体的なトレーニング方法は、以下の通り。

トレーニング方法

STEP
最初は簡単なことだけ言う

①では、小学生が言うようなカンタンな中国語で十分です。

複雑なことは考えずに、見たものをどんどん口に出すことを意識しましょう。

もちろん文章が言えない時は、ムリせずに単語だけでも構いません。

例;我去超市 。
  私は、スーパーに行きます。

STEP
「副詞、形容詞、接続詞、成語」などもつけ加える

①に慣れたら、次は文章に装飾(副詞、形容詞、接続詞、成語等)をつけていきましょう!

例;因为冰箱里已经没有鸡蛋了,所以我得去离我家最近的超市买它。

冷蔵庫にタマゴがもうないので、私の家から一番近いスーパーまで買いに行かないといけません。

②の例を見れば分かる通り、文章が具体的になり少し華やかになった感じはしませんか?

このように、「ひとりごと練習法」を繰り返すことで中国語をスラスラ言えるようになっていきますよ。


  
とはいえ、②のステップに達するためには、くどいですが文法の知識が必要です。

KOHKI

初級の方は、ステップ①を続けつつ文法や単語の知識も同時に学んでいくことも忘れずにやってくださいね!

②1分間スピーチ

次にオススメするのは、「一分間スピーチ」です。

このトレーニングをやることで、身につけられることは以下の通り。

・単語や文法表現にすぐにアクセスできる

・知識を運用できるレベルまで持っていける

一分間スピーチでは、すでに知っている知識を使えるようにするのが目的です。

そのため、難しいことを言うよりも自分が詳しいトピックについて話すことが望ましいとされています。

KOHKI

初めてやる方は、趣味や自分が熱中していることについてまずは話してみましょう!

自分が好きなトピックでスピーチを繰り返すことで、

知識を知っている→使える

というフェーズに移っていくのを実感できます。

トレーニング方法

STEP
簡単な構成をつくる

はじめに構成を作った方が、何をいうか迷わないので時間の節約になります。

具体的には、以下のようなテンプレートにあてはめて作るのがオススメ。

簡単な構成を作るためのステップ
簡単な構成
STEP
スピーチ開始

簡単な構成を作ったら、一分間タイマーで測ってスピーチを始めていきます。

注意点

スピーチの前に言うかもしれないフレーズなどは書き出しておきましょう。
また、スピーチの際は、録音しておいて文法の間違いがなかったかどうかも確認しておくことも大事です。


そうすることでスピーキングの正確さも磨かれていきますよ。

オンライン中国語会話を利用する

最後に紹介するのは、「オンラインの中国語会話」を利用することです。

先ほど紹介した2つは一人で行うものですが、オンライン会話は対面で話さないといけません。
そのため、これまで以上にスピード重視になってきます。

ペラペラに話したいなら、たくさんの場数を踏むためにもオンライン会話を利用しない手はありません。

とはいえ、オンライン会話といってもいきなり中国語で話すのは気が引けてしまいますよね。

僕も最初は、そうでした。

KOHKI

そんな時は、講師がしっかり研修されているようなオンラインスクールを選ぶのがオススメ。

なぜなら、経験がある講師は教え方が上手いだけでなく、適切なフィードバックをしてもらえるからです。

オンラインレッスンの中には、素人の大学生が講師をやっているところもあるため当たり外れが多いことがあります。

その場合、お金を払ったけど、「中国語が上手くならなかった」という結果に陥ることも。。

良いオンラインレッスンと悪いオンラインレッスンの違いの説明

そうならないように、オンラインレッスンの選び方には注意が必要です。

なお、具体的なオンラインレッスンの選び方については、「オススメのオンライン中国語3社徹底比較!講座選びで失敗しないためのコツも紹介」でお伝えしています。

ぜひ、合わせて参考にしてくださいね!

中国語をペラペラに話すためのコツ

つづいて、中国語をペラペラに話すためのコツをお伝えしますね。

以下の3つを意識して話すとネイティブのように話せるので参考にしてください。

・ネイティブのように大きい声ではっきり話す

・カタマリを意識して話す

・ネイティブがよく言うフレーズを覚える

一つ一つみていきましょう!

ネイティブのように大きい声ではっきり話す

一つめは、「ネイティブのように大きい声ではっきり話す」ことを目指しましょう。

結論からいうと、声が大きいと伝わりやすいからです。

中国人は日本人と比べてふだんから声が大きいですが、日本人は話す時に声が小さめな印象を受けます。
日本語を話すテンションでは、中国語をペラペラに話すことはできません。

中国語の発音の特性上、口をフルに使用しないと正しい発音ができないからです。

KOHKI

なので、今日から普段よりもテンション高めにして中国語を話すことを心がけると良いですよ。

カタマリを意識して話す

二つめは、「カタマリ」を意識して話してみましょう。

そうすることで、自然なイントネーションで中国語を話せるからです。

というのも、日本人は中国語を話すときに文を変なところで区切る傾向があるんですよね。

文章をカタマリごとに区切っているのと区切っていないのを比較している

上記画像(悪い例)のように、不自然なリズムで中国語を話すと、中国人には伝わりづらいです。

なので、話すときはゆっくりで良いので「カタマリ」を意識してみてください。

KOHKI

話すのが上達しますよ!

ネイティブがよく言うフレーズを覚える

最後は、「ネイティブがよく言うフレーズ」を覚えましょう。

フレーズを覚えた方が、ヘンな中国語を言う回数が減るだけでなく脳にも負荷がかかりません

一語一語考えながら話すと、ことばに詰まってしまうこともありますが、フレーズを知っていれば迷わずスッと口に出せます。

KOHKI

今日から、ネイティブがよく使うフレーズも覚えていくことも意識してみてくださいね!

まとめ

今回は、「中国語をペラペラに話すためには?」について解説してきました。

本記事の内容

⚪︎日本にいても中国語がペラペラになるには?

・ペラペラになりたい目的を決める

・ペラペラになる期間を知っておく

・ペラペラになるための必須条件

↪︎発音ができている

↪︎文法や単語の基礎を習得している


⚪︎中国語をペラペラに話すための3つの練習法

・独り言を言う

・1分間スピーチ

・オンライン中国語会話を利用する


⚪︎中国語をペラペラに話すためのコツ

・ネイティブのように大きい声ではっきり話す

・カタマリを意識して話す

・ネイティブがよく言うフレーズを覚える

おさらいですが、中国語をペラペラに話すためには、「明確なゴール」が必要だと先ほどお伝えしました。

「なぜ、自分は中国語がペラペラになりたいのか?」が分からなければ挫折する可能性が高いからです。

今日から明確なゴールを決めた上で、今回お伝えしたペラペラになる練習法を始めてくださいね。

なお、発音がまだ習得できていない方は、紹介した練習法の前に発音をマスターするところから始めていきましょう。

では!

中国語をペラペラに話すためには?

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この記事を書いた人

こうき  
母親が中国の上海人だが、幼少期から日本語オンリーで育ったため中国語が全くわからず親戚から中国語喋れないダサいハーフと思われて一年発起。

2020年5月中国語学習開始

2020年9月HSK3級取得

2021年3月中国語検定3級取得

3級取得後2022年夏まで中国語熱が冷め、勉強時間ゼロで一度挫折

このままでは、まずいと思い2022年9月学習再開

2023年2月 HSK5級220点取得

2023年4月 中国語検定2級 合格

HSK6級受験予定←今ここ

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