単語学習をしていると出てくる悩みのTOP1がどうやっても覚えられないという人が
多いと思います。そんな僕もあまり記憶力が良くないため単語学習は本当に逃げたい
分野でした。
でも、今は自分が楽しく単語を暗記できる方法を見つけられたので、この記事が
あなたの悩みを解決できれば幸いです。もし、僕がお伝えする方法よりも
いい方法があればどうぞコメントで教えてくださいね‼︎
単語を覚えられない人の3つの特徴
まず、中国語の単語を覚えられない人にありがちな特徴が3つあります。
これは、僕も中国語学習する上で苦しんだことなのであなたにも当てはまるのでは
無いかと思いますので、ぜひ確認してみてしてください。
①ピンインと発音がそもそもできていない
これは、学習初心者にありがちな典型例です。なぜ、ピンインと発音が単語学習を
する上で必要なのかを理解しないといつまで経っても中国語が上達しないので
これらは最優先に学ぶべき事項です。
単語は読んで習得できればそれでいいですが、僕たち人間は母国語を覚えたように
聞いたり自分で発音したりして脳に単語をフィードバックして覚えていくメカニズムがあります。
つまり、見て理解するだけではダメで聞いて理解してそれを同じように話したりを
することで初めてその単語を習得したと言えます。
つまり、中国語のピンインを読むことができない=発音ができないので
その単語を聞いても一瞬で判別がつきません。特に中国語は同じような発音の単語が
あるので単語学習の前に発音を完璧にしてから暗記を進めてください!
②単純に学習時間が少ない
実際に、学習時間が少ないのにどうしても覚えられません。という人がいます。
単語学習は、1日おきや一週間ごとにまとめてやっても意味ありません。
単語学習でよく引き合いに出されるのが、エビングハウスの忘却曲線というものが
有名です。
(画像参照:https://oreno-zyuken.com/technique/ebinguhausu/)
例えば、あなたが10個の単語を覚えたとしましょう。そして、日を置いて復習をすると
前回の単語を思い出すのにかかる労力は前回の66%です。一ヶ月後には、79%。
つまり、復習をする日を設けないとあなたの毎回の単語学習にかかる労力が
どんどん増えていきます。
それで、大体の人は自分は記憶力が悪いと言って語学学習を諦めていきます。
③ノートに書いて覚えようとする
単語学習は何度も繰り返し触れていくことが大事です。しかし、中には、小学生の時のようにノートに書いて時間をかけて覚えようとする人がいたりします。
その心意気は素晴らしいのですが、挫折してしまう原因の一つですのであまり
おすすめしません。
別にノートに書くのが悪い方法と言っているのではありません。
ただ、これでは一回の単語学習にかかる時間が多くなってしまいますし、
初期の学習時にはとにかく多くの単語に触れるのが重要になってきます。
もしノートを使うのなら、どうしても覚えられない単語にのみ絞ってやるべきで
その他のすでに知っている単語をノートに書く必要はありません。
僕の暗記のやり方
では、実際に僕が実践している単語暗記の方法を紹介して行こうと思います。
ここでは、1000個の単語が載っている単語帳を使用すると仮定していきます。
そして、この段階で僕はいきなり1000個一気に覚えようとするのではなく5分割
200語を1セクションとして取り組んでいます。一日30語覚えれば計算上、1週間で
一周できます。
以下が手順です。
①例文をしっかり読んで理解する
その単語が例文の中で、どのように使われているのかを理解するようにしてください。
やってはいけないのが、苹果という単語を見て日本語でリンゴと覚えるのだけはNGです。
単語を見ても聞いても素早くリンゴがイメージできるようになれば問題ありません。
②次の日(特に朝)に必ず昨日の復習をする
自分で単語を発声した後に、音声を聞いて自分の発音と声調が合っているか
確認の段階です。例文もしっかり読み解いていきましょう。
ここで間違えていたら、もう一回音をしっかり聞いて自分で発音→イメージが浮かぶ
か確認しましょう。やることは前日と同じですが、労力が昨日の半分ぐらいに
感じられると思います。
③200語一周を終えたら全て総復習をする
総復習していきます。この段階では、単語の見出しとピンインを発音できるか?だけの確認で
かまいませんので、一通り終えましょう。もちろん、一周目でわからない単語が何個か出てくると思います。その時にチェックを
して次に分かればいいくらいの気持ちでOKです。
・単語を見たらスムーズに意味が思い浮かぶか、発音をできているか確認しよう。
④5〜8周して1セグメント完了
あとは、単語を見て理解しているかだけの確認だけでOKです。
5〜8周のサイクルを回していけば、ほとんど漏れなく完璧にこなせている状態です。
完了したら次のセグメントに移り、上記の①②③④を繰り返す。
以上が、僕の暗記のやり方です。
最後にまとめ
今回の記事では、単語の覚え方に関することでしたが、いかがでしたか?
実際、単語を覚えることはただの嫌な作業にしか感じられませんが、工夫次第で
楽しく覚えることができると思います。
僕は、単語学習は苦行ではなく、語学力をアップするための最強のドーピングだと
思ってやるようにしています。一冊の単語帳を終えた後に見える景色は間違いなく
素晴らしいからです。
今回は僕自身が行なっている単語暗記法をお伝えしましたが、これ以外にもいろんな
やり方があると思いますのでいい方法を見つけ次第随時アップデートしていこう
と思います。
では、また‼︎
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