※2025年1月21日に新しい情報に更新しました。
・ピンインをどうしても覚えられないなぁ
・ピンインの覚え方を知りたい!
今回は、こんなお悩みを解決していきたいと思います。
本記事の内容
- ピンインを覚えられない人の3つの特徴
- 実際に効果があるピンインの覚え方3選
- ピンインを覚える時のコツは?
- 発音をマスターするならオンラインレッスンを使った方が早い
本記事を書いた人

ピンインは中国語学習で一番つまずきやすいパートです。中国語の習得の成功はピンインをマスターしたかどうかで決まると言っても過言ではありません。
その一方で、ピンインを軽視してしまい、中国語力が上達しない人が多くいるのも事実。ピンインをマスターせずにそのまま学習を進めてしまうと上達できず挫折するリスクが上がります。
そこで本記事では、独学でHSK6級に合格したボクがピンインについてのノウハウを解説していきます。
最後まで読めば「ピンインを効率的に覚えられる方法」と「覚えられない原因」を知ることができます。
ぜひ本記事を参考にピンインを覚えてくださいね!
ピンインを覚えられない人の4つの特徴

まず、結論からいうとピンインを覚えられない人は以下の3つのどれかです。
- そもそも発音学習が不十分
- 声調に気を取られる
- ピンインを書いて練習している
- 勉強時間がそもそも足りない
①そもそも発音学習が不十分
まず、ピンインを覚えられない人は圧倒的に発音学習が不十分です。
ぼくは、中国語を週に一回、副業で生徒さんに教えているのですが「先生、ピンインを覚えられません!」という方はだいたい発音の練習が不足しています。
なぜ、発音の練習が不足しているとピンインを覚えられないかというと
音とピンイン(記号)の対応ができない
からです。

この結びつきがなければ、単に記号として覚えてもすぐに忘れるのは当たり前のことなんですよね。
よくありがちなのが、「ピンイン記号を覚えるのが目的」になっていて音を全く聞いていないことです。

ピンインは音重視で練習しないと覚えられません!
とはいえ、「音重視の練習ってなにをやればいいの?」という方もいると思います。
そんな時は、以下の二つを意識しましょう。
・発音を聞いてマネる
・とにかく聞きまくる
この二つを意識するだけで、ピンインは自然に覚えられる可能性は高くなります。



もう一度、自分の発音練習に問題がないかチェックしてみましょう。
②声調に気を取られる
次に多いのが、「声調に気を取られること」ですね。
こうなってしまうと、発音全体がおろそかになりやすいんですよね。
例えば、さっきも言ったように音とピンイン(記号)の対応ができません。
声調を意識しすぎるあまり、
・子音
・母音
といった正しい発音に注意が向かず、不自然な発音になるからです。


発音ができないということは、ピンインが100%わかっていません。
この解決策として、まずは声調を気にせず
「ピンインを読めるようになってから」
声調を意識するといいですよ。



まずは、発音重視と覚えておきましょう。
③ピンインを書いて覚える
次に多いのが、「ピンインを書いて覚える」ですね。「書いたら覚えるよ」と言われてそうしてしまっている方も多いはず。
確かに、書いて覚えること自体は悪くありません。
でも、ほとんどの人は「書くことに意識が向きすぎ」なので、音声を聞いた時に正しいピンインが頭に浮かんできません。


例えば、日本人なら中・高合わせて英語を6年間学びます。
でも、授業では「読み書きばかり」やらされてリスニングが苦手な人は多いはず。
これは、正確な英語の発音記号がわからないから音を認識できないだけです。
中国語も同じでひたすら書いて頭に定着させるのは非効率なんですよね。
さっきも言いましたが、発音をすることに意識を向けた方が何倍もピンインを覚えるのは楽になります。



時間をムダにしないためにも、今日から書いて覚える勉強は卒業しましょう!
④勉強時間がそもそも足りない
最後は、「そもそも勉強時間が足りない」ですね。
中国語の学習で成果を出すためには、
「ピンイン・声調」の基礎
をいかに早く終わらせるかが重要です。
でも、発音学習をしているとだんだん飽きが出てきます。
そうなると、
学習時間が短くなる→覚えられない→挫折
みたいになります。
中国語は短期勝負だと思って、いかにモチベーションが高い状態で発音学習を終えられるかがカギとなってきます。
とはいえ、「勉強時間なんて確保できない!」という方は、時間の使い方を見直してみてください。
どんな人でも、一日のうちに最低でも1時間くらいは
みたいなことに時間を使っているのがほとんどです。



その時間を減らせば、勉強時間は誰でも確保できるはず!
実際に効果があるピンインの覚え方2選


つづいて、誰でも今日から使えるピンインの効率的な覚え方を紹介していきます。
やることは以下の2つ
- 音読する
- スマホアプリで覚える
①音読する
まずやってほしいのが、「音読する」これだけです。
とはいえ、「やり方がよくわからない」って方もいると思うので説明しますね。
やることは、以下のステップ通りにやればOK!
音読のステップ
まずは音声を聞いて、その通りにピンインをマネて発音してみましょう。
発音のコツ
発音が難しくても無視せず、できるまで繰り返しましょう。だんだん上達していきます。
この段階では、まだ声調を意識しなくてもOKです!
慣れてきたら短いフレーズや単語に変えて音読します。
ステップ①と同じく、発音できるまで繰り返しましょう。
コツ
微妙な違いに気づけることで、正しい発音に近づけますよ。
音読を上記のステップ通りに行えば、基本的に発音するのに慣れてきます。
ピンインは、あくまで
「上手く発音をするための補助的な立ち位置」
なので覚えることにエネルギーを使うのは効率が悪いです。
でも、音読のように「自分の口と耳」を使うことで「語順・リズム・発音」を身につけることができます。
コツはピンインの記号を覚えることではなく、音に意識を向けること。これだけ。



音を意識するだけで、ピンインは自然に覚えます。
なお、単語やフレーズの発音ができるようになったら、長い文章にも挑戦してみましょう。
中国語のレベルが上がるのを実感できますよ。
もっと、詳しい音読の方法は以下の記事でも詳しく解説しています。参考にしてください。
②アプリで覚える
「音読は少し、ハードルが高すぎるなぁ…」
そんな方は、ピンイン練習に特化したアプリ「中国語耳ゲー」を使ってみましょう。
中国語耳ゲーのオススメな点
自分も、発音練習によく使うアプリなんですけど、めちゃくちゃオススメ。
「2択〜4択」で問題が用意されていて耳を鍛えるのに効率的なんですよね。


個人的に聞き分けるのが難しい発音
「in / ing」、「ri / li」等
の問題もそろっているので、ピンインを練習したい人はぜひ使ってください。



僕も苦手な発音を聞き取れるまで、何度も練習しましたよ!
ピンインを覚える時のコツは?


つづいて、覚える時のコツを紹介していきますね。
- カタカナ読みに気をつけよう
- 覚えやすいフレーズを利用する
- 完璧に覚えようとしなくていい
①カタカナ読みに気をつけよう
まずは、カタカナ読みにならないように気をつけましょう。



実際にボクが見ている生徒さんでも、はじめはカタカナ読みの傾向が強いです。
特に日本人が気をつけるべき発音は以下の通りです。
日本人が苦手な音一覧
- 有気音「pa」と無気音「ba」
- 「f」と「h」
- そり舌音「shi・zhi・ch ・ri」
- 単母音「e・u・ü・ iou・uei・uen」
- 前鼻音「n」
- 後鼻音「ng」
ボクも、実際に上記の発音をマスターするのに2週間くらいかかりました。
ネイティブの母親にもチェックしてもらいましたが、その度に間違いを指摘されています。
自分では、発音できると思っていてもネイティブが聞くと間違っていることが多かったりします。
先ほども言ったように、「正しい音を聞いてできるようになる」まで反復練習が大事です。
特に以下のポイントを意識すると上達する速度が上がるので実践してみてくださいね。
上達のポイント
②覚えやすいフレーズを利用する
つぎのコツは、「覚えやすいフレーズを利用する」ことです。
短いフレーズを使うことで、単語単体よりも文脈の方が記憶に残りやすいんですよね。
しかも、フレーズで勉強していくといろんな漢字に触れられるのでピンインを覚える速度も上がります。


科学的にも、単語よりもフレーズや文章の中で学ぶ方が、記憶の定着率が高いことが示されています。
もし、単語で発音練習しているなら今日からフレーズを利用した勉強に変えちゃいましょう!
そっちの方が、
・自然なリズム
・イントネーションも身につく
といったように、メリットが大きいです。



実際の会話でスムーズに使えるようにもなるし一石二鳥ですよ!
③完璧に覚えようとしなくていい!
残る最後のコツは、「完璧に覚えようとしなくていい」です!
「えっ?」って思いますよね。
でも、ほんとに覚える努力をしなくても大丈夫です。
実は、中国人でピンインがわからない人は意外といます。
僕の母親も中国人ですがピンインを書けません。(スマホは手書き入力してます。)



このピンインはどう読むの?って聞いたら分からないと真顔で言われたことは何回もあります笑
彼らにとって、ピンインは補佐的な役割としてしかみていません。
重視しているのは、中国語の「音」です。
実際、僕も中国語を読む時はピンインをチェックしながら読んでいるわけではありません。
読めない漢字があればチェックする程度です。
なので、ピンインを覚えようと頑張るよりも
漢字を正確に読むためのツール
として使うくらいに留めておくくらいでちょうどいいですよ。
発音をマスターするならオンラインレッスンを使った方が早い


また、発音を早くマスターしたいならオンラインレッスンを利用した方が効率的です。
ぶっちゃけると、発音の独学って限界があるんですよね。
実際にボクも、発音を独学でやっていましたが「母親」や「先生」に発音のチェックを何度もお願いしました。
先ほども言ったように
「自分の発音は合っている」
と思っていても、意外に合ってないことも多々あります。
独学で時間をむだにするくらいなら、初めからネイティブにチェックしてもらった方が効率的です。
ネイティブに見てもらえば、発音の学習は早くて2週間で終わらせることができます。



時間をムダにしないためにもオンラインレッスンも検討しておきましょう!
とはいえ、「オンラインレッスンってどこを使えばいいの?」って思いますよね。
個人的に発音の練習にオススメなのは【CCレッスン】です。
▷▷CCレッスンの公式サイトはこちら
オススメポイント
- 日本語ができる講師が多数在籍
- 1レッスン300〜400円と安い
- 朝6時~深夜1時までレッスンが可能
発音のチェックでは、「黒竜江省出身」か「大連」の先生に見てもらうといいですよ。



なまりもなく標準の発音を教えてくれます!
なお、現在【CCレッスン】では、無料で2回分の体験レッスンを受けられるキャンペーンも行っています。
この機会に、発音のチェックをしてもらってくださいね。


まとめ:ピンインではなく音を意識した練習をたくさんしよう!
本記事では、ピンインを覚えられない場合の解決法とコツを解説してきました。
本記事の要約
- ピンインを覚えられない人の4つの特徴
- ①そもそも発音学習が不十分
- ②声調に気を取られる
- ③ピンインを書いて練習している
- ④勉強時間がそもそも足りない
- 実際に効果があるピンインの覚え方2選
- ①音読する
- ②アプリで覚える
- ピンインを覚える時のコツは?
- カタカナ読みに気をつけよう
- 覚えやすいフレーズを利用する
- 完璧に覚えようとしなくていい!
- 発音をマスターするならオンラインレッスンを使った方が早い
ピンイン覚えることは、中国語学習にとって難しいパートの一つです。
でも、中国語ができる人は漢字を見れば瞬時に音が浮かぶためピンインをそこまで重視しません。
まずは、ピンインを覚えたいのなら音を意識して勉強しましょう。
具体的には、今回紹介した音読を使えば問題ありません。
スポーツ選手のように自然に体が反応できればピンインは自然に覚えていくことができますよ!
また、発音学習でつまづきたくない方は【CCレッスン】を利用することも検討してみましょう。
独学で時間をムダにするくらいなら、先生と一緒に学んだ方が短期間で発音をマスターできます。


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