中検4級に落ちた原因と対策法をわかりやすく解説!合格する為にやるべき事を完全網羅

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・中検4級に落ちてしまって落ち込んでる
・次こそは、合格したいので最適な対策法を知りたい

今回は、こんなお悩みを解決していきます。

本記事の内容

・中検4級に落ちた原因を分析

・次こそは合格できる対策法

・中検4級対策にオススメの教材

・よくあるQ&A

本記事を書いている人

中検4級は、中国語の初級レベルの位置付けですが、何も対策せずに試験を受けると当然、不合格になる確率が高くなります。


とはいえ、中検4級の問題は、基礎的なことをしっかりマスターすれば合格するのはそこまで難しくないでしょう。


もし、あなたが中検4級に落ちてもそこまで問題はありません。次こそは合格できればいいからです。


本記事を読めばなぜ中検4級に落ちてしまったのか原因を知ることができるとともに次の試験で確実に受かる対策法を知ることができます。

ぜひ、本記事を参考に中検4級に再挑戦してくださいね!

目次

中検4級に落ちた原因を分析しよう

まずは、落ちた原因を分析をする前に中検4級で必要な力を知ることが合格の第一歩になるので、まずは前提として頭に入れておきましょう。

中検4級で求められる力とは?

中検4級で求められている力は以下の通りです。

・常用単語1000語

・日常生活における基本的な問答,比較的長い会話文または文章の聞き取りと内容理解

・単語・語句のピンイン表記・声調

・基本的な文法事項及び文法事項を含む単文の組み立て

・比較的長い文章の内容理解

引用元:日本中国語検定協会HP

中国語の基礎を完成させるのに必要な時間は、約100〜200時間と言われています。一般の大学で大体一年以上、第二外国語で学ぶ程度ですね。

中検4級のレベルでは、基礎がしっかりできていることが求められているのがわかりますね。

中検4級に落ちる人の主な原因

では、ここから落ちてしまった原因を具体的に考えてみましょう。主に考えられるのが以下の3つです。

・知っている単語が少ない

・文法の基礎をマスターしていない

・過去問を解く時間が少ない

知っている単語が少ない

知っている単語が少ないと、リスニングパートと筆記パートでかなり不利な状態になってしまいます。


なぜなら、中検4級で必要とされている1000語以上を知っておかないと読むことと聞くことはほぼ不可能だからです。


例えば、基本的な単語を知らないと文法を完璧に理解していても文章の意味が分からないと思います。



もちろん、読むことができない文章を聞いても分かることはないですよね?


つまり、単語は語学学習において一番重要な部分なので基礎単語を知らないならいくらリスニング、筆記対策をしても無駄な時間を費やしてしまう可能性があります。

文法の基礎をマスターしていない

2つ目は、文法の基礎がマスターできていないことです。


基礎単語を知らないのと同じで基本的な文法事項やルールを知らないと、ある程度まとまりのある文章を読むことができません。


上記でも書いた通り、読んでもわからない文章は聞いても分かるはずがないからです。


なので、基本的な文法を知らないとリスニングでも筆記でも得点することはかなり難しいでしょう。

過去問を解く時間が少ない

最後の原因は、過去問を解く時間が圧倒的に少ないことです。


基本的なことが聞き取れたり、文章も読めるのになぜか中検4級に落ちてしまった人は単純に試験対策が不十分だったために落ちてしまった可能性が高いでしょう。


例えば、過去問を数回解いただけで見直しもせずに放置していたら自分の苦手な分野を見つけることができません。また、どんなことが出題されるのかを予めわかっていれば対策すればいい部分だけを克服していけばいいだけです。


なので、しっかり過去問で対策をせず本番でいきなり実力を出すのはかなり難しいでしょう。

中検4級に合格するために【対策編】

では、次に以上の原因を頭に入れた上でどう対策すれば、合格を勝ち取れるのかを考えていきます。

リスニング編

結論からいうとリスニング力を上げたかったら、音読をしましょう。

音読すると中国語の4技能である聞く・話す・書く・読むを総合的にレベルを上げることができるからです。

例えば、音読するためには正しい中国語の文構造・意味・発音をしっかり理解しなければいけません。
理解した上で、自分の口で発声→自分の耳で聞くという練習を繰り返すことによりだんだんと中国語の語順のまま理解することができます。

音読には科学的にも効果があると確立されている勉強法なのでリスニング力をあげたかったら早速、音読に取り組んだ方が近道です!

音読に慣れてきたら、並行して中検4級のリスニング問題も解いてみましょう。聞いて分からない部分も音読すれば分からない音がどんどん少なくなるのを実感できると思います。

筆記編

筆記対策では、文法と単語の基礎をマスターすることが大事になってきます。

出題される問題の傾向として、単語や文法の使い方を問われる問題がかなりの部分を占めているため基礎的なところが抜けていると余裕を持って解くことができません。

①文法

基本的な文法や語順を確認できているか、もう一回復習をしてみましょう。

なんとなく理解しているだけではだめで、説明できるくらいに理解をともなっていることが必要です。

②単語

中検4級で必要な単語数は約1000語です。4級専用の単語帳を使って何度も復習して頭に定着させましょう。一冊仕上げてしまえばそれ以上はやる必要はありません。

KOHKI

※注意点として、単語と合わせて必ずピンインも覚えるようにしてください。

ピンインを覚えないと正確な発音ができないだけでなく、リスニングでも聞き取れない音が増えてしまいます。以上の対策が終わった後に、過去問を解いて徐々に慣れていきましょう!

きっと、1回目より早く問題をスムーズに解くことが実感できるはずです。

中検4級対策にオススメな教材

では、次に中検対策にオススメな教材を紹介していきたいと思います。

実際に僕も使って中国語力が上がったものなのでぜひ、中検対策の参考にしてみてください。

はじめよう!中国語音読 (初級編)

僕にとって一番中国語学習で基礎力の底上げを実感できたのがこの【はじめよう!中国語音読】です。


リスニング対策でも紹介したように音読は科学的に効果があることが証明されています。


音読をメインに練習していくためのテキストなので「リスニング力が上がらなくて困っている人」にとってはめちゃくちゃオススメです。


実際に、使ってみてどのような効果が出たのかを以下の記事で紹介しているので合わせて参考にしてくださいね。

マンツーマンのオンラインレッスン

次にオススメするのは、教材ではないですがマンツーマンのオンラインレッスンです。

理由としては、テキストを使って勉強をするのもいいのですが、やはりネイティブと中国語の会話をすることでテキストの音源では聞けない自然な中国語を聞くことができるからです。

また、自分で中国語を話す練習にもなるので覚えた表現や文法をアウトプットするいい機会にもなります。


なので、マンツーマンのオンラインレッスンを正しく使うことでリスニング力と話す力の両方を身につけることができるので余裕があれば受講してみるのもオススメです。

以下の記事で僕がいろんなオンラインレッスンを受けてきた中でオススメできるスクールを紹介しているのでこちらも参考にしてみてくださいね。

中検4級に落ちてしまったら?【Q&A】

ここからは中検4級に落ちた人によく聞かれる質問をまとめたので参考にしてみてください。

中検4級に落ちた後のモチベーションはどのように保てばいい?

中検4級に受かった後のメリットを想像する

中検4級に受かれば、基本的な文法事項を理解できているし、ある程度簡単な会話もこなせるレベルの証明になります。諦めずに挑戦すれば中級の入り口でもある3級にも手が届くレベルです。

中検4級に合格すればさらにモチベーションも高まるので、このまま学習を継続していきましょう!

中検4級は難しすぎるので挫折しそう。どうすれば良い?

HSK3級を受けよう

もし、中検4級が難しいと思ったらHSK3級から受けてみるのをオススメします。

HSKとは?

中国政府公認の試験で、中国国内での就職・転職活動の際にレベルを証明できる中国語検定です。


HSK3級で求められる力は基本単語600語程度、大学で学ぶ第二外国語において二年前期程度の学習が目安です。なので、中検4級と比べても難易度はそこまで高くありません。

なので、HSK3級に合格してから再度、中検4級に挑戦することも考えてみるといいです。

まとめ:過去問を有効に活用しよう!

ここまで、中検4級に落ちた原因と対策などをお伝えしてきました。

本記事の内容

✔︎中検4級に落ちた原因

①知っている単語が少ない

②文法の基礎をマスターしていない

③過去問を解く時間が少ない

✔︎中検4級の対策【リスニング&筆記】

・音読をして中国語の4技能である聞く・話す・書く・読むを総合的にレベルを上げる

・文法のルールや重要な表現を再度復習・単語1000語を単語帳を使って完璧に覚える

中検4級に合格するために何よりも大事なのは過去問を解きまくることで問題の癖や出題傾向を知ることです。


ただし、前提として基本的な文法事項や単語の理解があってこそ過去問を効率よく利用することができます。

何度も繰り返していますが、基本的な文法と単語が分からないまま問題集をガリガリ解いても時間の無駄になる可能性が高いので注意してください。

本記事が皆さんの参考になれば幸いです。


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この記事を書いた人

こうき  
母親が中国の上海人だが、幼少期から日本語オンリーで育ったため中国語が全くわからず親戚から中国語喋れないダサいハーフと思われて一年発起。

2020年5月中国語学習開始

2020年9月HSK3級取得

2021年3月中国語検定3級取得

3級取得後2022年夏まで中国語熱が冷め、勉強時間ゼロで一度挫折

このままでは、まずいと思い2022年9月学習再開

2023年2月 HSK5級220点取得

2023年4月 中国語検定2級 合格

HSK6級受験予定←今ここ

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