・「口を鍛える中国語作文」ってぶっちゃけどうなんだろう?
・実際に使っている人のレビューをみたい!
今回は、こんなお悩みに答えていきます。
本記事の内容
- 「口を鍛える中国語作文」をおすすめできる人
- ボクが「口を鍛える中国語作文」を購入した理由
- 「口を鍛える中国語作文」を徹底レビュー!
- 効果のあるオススメの活用法
本記事を書いた人

中国語スピーキング用教材がいっぱいある中で、気になるのが「口を鍛える中国語作文」!
これから本書を使おうか検討している人にとっては、実際に使っている人のレビューが気になりますよね。
そこで、本記事では、ボクが実際に本書を使った経験をもとにガチなレビューをしていきます!
最後まで、本記事を読めば「口を鍛える中国語作文」でボクの作文レベルがどうなったのかわかります。
ぜひ、最後までご覧ください!
「口を鍛える中国語作文」をおすすめできる人
「口を鍛える中国語作文」をおすすめできる人は結論からいうと、以下の通りです。
・中検4〜3級レベルの人
・中国語会話の練習をしたい
・短文の暗記をしたい
簡単な文は読めるけど、会話になるとスムーズに話せないっていう人は多いですよね。
本書のコンセプトは、例文をたくさん覚えて中国語脳を作ることを目的に作成されています。
例文は全部で600文で、初級者が会話をするのに十分な量があります。
引用元:コスモピア株式会社のHP
例文の下に、補足もあるので例文の意味を理解しながら学べますよ!
スッと中国語を言うために、使えるパターンを頭にストックすることは会話において非常に大事です。

中国語を思うように話せない方にとっては、オススメできる一冊ですよ!
ボクが「口を鍛える中国語作文」を購入した理由
ボクが、本書を購入した理由は、以下の通り。
・文法を定着させる
・単語を増やしたい
・シリーズものなので進めやすい
掘り下げて解説していきますね。
理由①:文法を定着させる
文法は、一通り学んだけど使わないとすぐに忘れてしまいます。語順もややこしいのでアウトプットしないと定着させるのが至難のワザです。
でも、文法ってどうやってアウトプットするのかわからないですよね。
そこで、スピーキングに特化した本を探したところ本書を見つけました。
本書の特徴は、使える文法の基本を75課でグループ化していることです。学ぶべき事項を優先順でトレーニングすることができます。
大量のパターンを覚えることができれば、単語を入れ替えるだけで口に出すのがラクになります。


本書一冊で、基本文法のアウトプットができるならやらない手はないと感じましたね。
理由②:使える単語を増やしたい
会話で使える単語を増やせると、話せるバリエーションも広がります。話すとなると、スッと口から出ないことがよくありますよね。
これは、知っていても使える単語が少ないのが原因です。
本書は、600例文を暗記すれば自動的に900語を覚えたことになります。900語は、基本的な会話であれば十分なレベルの単語数です。
単語の暗記ってつまらないので頭になかなか定着しません。
でも、例文で暗記すれば語順だけでなく単語も覚えやすくなります。めちゃくちゃ効率的なんですよね。



本書の単語を全部覚えることができれば、中検4級に合格できるレベルですよ!
単語も覚えつつ、会話のトレーニングができるのは勉強時間の確保が難しいボクにとってはメリットだと思いました。
理由③:シリーズものなので進めやすい
「口を鍛える中国語作文」は、初級だけでなく中・上級のシリーズも出ています。


中国語の教材って初級レベルは多いんですが中・上級の教材って少ないんですよね。
でもこのシリーズは初級が終われば、次にやることが見えてくるので、中級・上級へとスムーズに進められます。
継続することで、自分の表現の幅が広がり、日常会話ができるようになると確信ができました。



作文能力が上がっていくのを実感しながらトレーニングできるとモチベーションにつながりますよね。
「口を鍛える中国語作文」を徹底レビュー!
ここからは、本書のガチレビューをしていきます。
使ってみてよかった点は以下の通り
・中検3級の対策にピッタリ!
・中国語で瞬時に作文する力が身についた!
それぞれ解説しますね。
中検3級の対策にピッタリ!
本書で使われている文は、中国語検定3級で出題されている文法問題をほぼ網羅できています。
中検3級の筆記問題では、大問⑤個のうち
- 大問②(助動詞・量詞などの空欄補充)
- 大問③(語順)
- 大問⑤(日本語→中国語への作文)
と3つが文法・語順に関する問題がでています。
この問題構成を見ると、文法の理解度で中検3級に合格するかどうかの分岐点だとわかります。
でも、本書を最後までやりきることができれば受かる力は確実に身に付きます。
ボクも、本書を使用していたので中検3級の筆記で8割強取れましたよ!





「中検やHSKなどの試験に受かりたい」という方には、オススメできますよ!
中国語で瞬時に作文する力が身についた!
また、しっかり基本的な文を繰り返し作文したことで中国語脳を作る土台ができました。
文の型(パターン)を頭にストックしていけば、単語を入れ替えるだけなので中国語の作文がラクになるんですよね。
文法を学んだけど、中国語をアウトプットする機会が足りない人はたくさんいます。本書を使えばしっかり使える知識になることは間違いないです!
なかなか、中国語をスッと口から出すのが難しい方は試してみるといいです。



この一冊で悩みを解決することができますよ。
実際に使用して感じたデメリット
実際に使用して感じたデメリットも紹介していきます。結論からいうと、音声に日本語がついている点ですね。
音声は、必ず中国語の前に日本語が録音されているのでシャドーイングがやりにくかったです。
本書では、「日本語の音声から中国語に変換すること」も推奨されています。
それなら、日本語だけの音声も作ってもらえたらなーと思いました。
この点は、人によるかもしれませんが個人的にはマイナスかなと。



もし、中国語だけの音声なら、聞き流しなどにも使えるのにもったいないなと感じました。
効果のあるオススメの活用法
「口を鍛える中国語作文」を使う時に、オススメの活用法を解説も合わせてしていきますね。
・ページ左の日本語文を中国語にする
・音声を聞いて、シャドーイングをする
・【応用編】「chatGPT」で大量にたくさんの文章を作ってもらう
ボクも実際に活用しているオススメの方法なので参考にしてください。
ページ左の日本語文を中国語にする
本書が推奨しているのは、日本語を中国語にすぐに訳していくことです。


はじめは、日本語がすぐに思いつかない場合があります。そんな時は、すぐに見てもOK!
大事なのは、次の作文でスッと口から出ることができていれば問題ありません。
また、作文する時に以下のことも意識するといいです。
作文のコツ
・大きな声で発声する
・リズムを意識する
中国語は発音命の言語といっても過言ではありません。小さい声で発声すると、発音を正確に言うことが難しくなります。
しっかり、発音も意識することでネイティブにも通じやすい中国語に改善しますよ!
音声を聞いて、シャドーイングをする
日本語を見てすぐに中国語を言えるようになったら、仕上げとしてシャドーイングにも挑戦してみましょう。
シャドーイングは、中国語のリズムやイントネーションを身につけるのに最適です。
シャドーイングする際は、以下の点に気をつけてくださいね。
・音声を聞いて発音をしっかりマネする
・意味を噛みしめながら言う
はじめは、少し難しいですがトレーニングしていくうちに慣れてくるので継続していきましょう。
音声に間違いなくついていけるようになれば、中国語脳ができているサインですよ。
【応用編】「chatGPT」で大量にたくさんの文章を作ってもらう
「口を鍛える中国語作文」を一冊仕上げたけど、まだもの足りないという方は「chatGPT」を使うのもオススメです。
例えば、「虽然…但是」という型が苦手な場合、もっと練習をしたいですよね。
そんな時は、以下の画像のように指示します。


数秒すると、こんな感じで瞬間作文用に作ってくれます。


あとは、「口を鍛える中国語作文」と同じようにトレーニングをすればOK!



「chatGPT」を無限に活用して自分の苦手な型をなくしてくださいね。
初級者が中国語のアウトプットをするのにベストな一冊!
本記事では、「口を鍛える中国語作文」のガチレビューからオススメの活用法まで伝えてきました。
本書をオススメできる人
- 中検4〜3級レベルの人
- 中国語会話の練習をしたい
- 短文の暗記をしたい
本書は、中国語作文が苦手な方にピッタリな一冊になっています。
中国語検定3級を受けようと思っている人や文法の定着がまだな方!



本書を繰り返し活用すれば、確実に中国語を作文する能力が身につきます。
「口を鍛える中国語作文」を使おうか迷っている方は、ぜひ本記事を参考にして後悔のない選択をしてくださいね!
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