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中国語の発音で独学は可能?初心者が独学で失敗する事や勉強法をステップ形式で解説!

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・中国語の発音は独学でも可能?

・発音の勉強法を具体的に知りたい


今回は、こんな疑問を解決していきます。

本記事の内容

・発音を独学で学ぶメリット・デメリット

・HSK5級を保有する僕が発音を学んだ方法

・早くマスターするためのコツ

・発音を独学で学ぶほとんどの人が陥るワナ

・オススメの参考書


本記事の執筆者



「中国語の発音は難しいけど、独学でも大丈夫かな?」こんな悩みを持っている初級者は多いでしょう。

確かに、発音は独学でやることも大事ですが、挫折しやすいのも事実。

どんなに、テキストで勉強したところで発音ができていなければ時間のムダになってしまいます。

そこで、本記事では、「発音を独学で学ぶのは可能なのか?」そして、正しい学習法についてHSK5級を保有する僕が解説します。

本記事を参考に、発音の上達を目指してくださいね!

目次

発音を独学で学ぶのは可能だがオススメしない理由

「中国語の発音は独学で学びたい!」

以前の僕も、こんな考えを持っていました。

結論からいうと、完全に独学でやるのは、個人的な経験からオススメできません。

なぜかというと、メリットよりもデメリットの方が多いからです。

それぞれメリットとデメリットを解説していきますね。

発音を独学するメリット

まず、独学で学ぶメリットを挙げていきます。

独学のメリット

・お金がかからない

・自分のペースで進められる

独学でやる場合、教材一冊くらいの代金で済むのでコスパを求める方にとってはメリットと言えます。

もちろん、学習のペースも自分で決められるのでのんびりな方にも向いているでしょう。

しっかりと学習計画を練って勉強を進めたい方には独学は合っていると言えます。

思いつくメリットは、大体こんなところでしょう。

発音を独学するデメリット

続いて、独学で学ぶデメリットを見ていきましょう。

独学のデメリット

・自分の発音が正しいか分からない

・発音に変なクセがつきやすい

独学の最大の欠点は、自分の発音が正しいのかを確認するのが難しい点です。

そのため、自分では発音ができていると思っていてもネイティブには通じないこともあります。

例えば、僕は中国語を学び始めた時、発音を独学で少し学んでいました。

しかし、ネイティブの母に簡単な中国語を言っても「何て言ったの?」と言われ落ち込んだことがあります。

そこで、自分は初めて発音が身についていないことに気づきました。

そこからネイティブ母の協力のもと、発音を矯正して早1ヶ月。

なんとか遠回りしながらも、発音をやっとマスターすることができました。

以前の僕のように、発音できていると思っていても、実はネイティブからしたら伝わらないことがあったりします。

KOHKI

独学で学ぶ際は、以上の2点に気をつけなければいけないのがデメリットと言えるでしょう。

発音学習で失敗しないためにはプラスαが必要

もちろん、独学が悪いとはいいません。

ただ、発音学習で失敗したくないなら独学+αでネイティブにチェックしてもらう機会を作った方が確実でしょう。

独学でもある程度は上達しますが、やっぱり間違いに気付かないことも出てくるからです。

間違えた発音を覚えてしまったら、やり直しでムダな時間が発生してしまうかもしれません。

なので、他の方法も検討しながら自分に合った発音学習をすることをオススメします。

検討した方がいい例

・オンラインレッスン

・中国語教室

・中国人の友達に頼む等

HSK5級を保有する僕が発音を学んだ方法【ステップ形式で解説】

では、ここからは、ぼくが実際に発音を学んだ方法をステップ形式でお伝えしていきますね。

手順は、以下の3ステップです。

・ステップ①ピンイン・声調を覚える(2週間)

・ステップ②簡単な文章を音読する(2週間)

・ステップ③発音をネイティブにチェックしてもらう

大体、1ヶ月もあれば終わらせることができるのでこの手順通りに進めてもらえればOKです!

詳しくみていきましょう。

ステップ①ピンイン・声調を覚える

まずは、ピンイン・声調を覚えていきましょう。

ピンイン・声調は、漢字をどう読むかを適切に表している記号です。

そのため、覚えないとこの先の学習に支障が出てきてしまいます。

例えば、漢字は違うのに発音が同じであるものですね。

同音異義語の一例を説明している画像

上記画像は例の一部ですが、中国語にはこのような同音異義語があるので注意が必要。

なので、ピンイン・声調は最優先にマスターすべきということを頭に入れておきましょう。

ちなみに、「ピンインを覚える時に単語も同時に覚えた方がいいの?」と疑問を持っている方もいると思います。

結論から言うと、覚えなくてもOKです!(覚えられるなら覚えてもOK)

あくまで、このステップではピンインと声調をマスターすることだけに意識を向けてくださいね。

KOHKI

単語は、あとで学習するという心持ちで大丈夫ですよ!

ステップ②簡単な文章を音読する

ピンイン・声調をマスターしたら、次は簡単な文章を音読しましょう。

理由は、以下のような効果があるからです。

・中国語のリズムを身につけられる

・たくさんの単語に触れられるため、単語単体の練習よりも効率的

・アウトプットすることでピンインを覚えやすくなる

中国語の発音は、アウトプット(声に出す)しないと覚えることは至難のワザ。

そのため、アウトプットを意識することでステップ①で内在化された(インプットした)知識がフル稼働しやすくなります。

KOHKI

インプット中心の学習から、早めにアウトプット学習に移行していくことが大事!

最初は、きついかもしれませんが徐々に慣れていきます。頑張っていきましょう!

ステップ③発音をネイティブにチェックしてもらう

音読して発音が上達してきたと感じたらネイティブにチェックしてもらいましょう。

そうすることで発音のクセ苦手なところを客観的に理解できます。

自分ができていると思っていても、意外にできていないことは先ほども説明しました。

その際は、必ずチェックしてもらいましょう。

KOHKI

このステップを飛ばすと、以前のぼくのように無駄な時間をとってしまいかねません。

失敗を避けるためにも、自分の発音に欠点があるか確認してもらうことはとても重要です。

とはいえ、「近くに教えてくれる人がいないよ!」という方がほとんどでしょう。

そんな時は、オンラインレッスンを使って自分の発音が正しいのかをチェックしてみるのがいいです。

ちなみに、「どこがオススメ?」と聞かれたら、「ECCオンラインレッスンの公式HPの画像

ECCオンラインの公式HPより

講師陣は、日本語検定一級相当のレベルを保持しているので、全くの初心者でも安心して発音を学ぶことができますよ。

現在、無料体験も受けられるので、ぜひ気軽に申し込んでみてくださいね。

中国語の発音を早く習得するために意識した2つのコツ

つづいて、発音を早く習得するためにぼくが意識したコツを紹介します。

意識したのは、以下の2つ。

・カタカナ読みに気をつける

・口の動きをマネる

詳しくみていきましょう。

①カタカナ読みに気をつける

まず、意識したのがカタカナ読みに気をつけたこと。

理由としては、僕たち日本人が中国語を発音するときにカタカナ読みになりがちだからです。

ご存知の方もいるとは思いますが、中国語には母音が36個子音が21個存在しています。

一方、日本語の母音は6個で子音が16個

日本語と中国語の母音と子音の数を比較をしている図解

あきらかに、中国語の方が日本語よりも音が多いですよね。

そのため、いきなり発音練習をすると口が疲れるし慣れてないので、

だんだん適当になる→カタカナ読みになる

のようなことが多々起こります。

なので、発音を練習するときは常に、「カタカナ読みになってないかな?」と意識しましょう。

KOHKI

そうすることで、発音の上達が早くなりますよ!

②口の動きをマネる

次に、意識したことはネイティブの口の動きをマネること。

語学の上達が早い人は、総じてマネが上手です。

この動画内で、神田外国語大学の先生が言語上達のコツはイメージすることだとおっしゃっています。

しかし、語学が上達しない人は何も意識せずに勉強している人が多いでしょう。

テキストや動画などを使って口の動きをだいたい理解できたら、インプットはOKです。

早く発音をマスターするためにも、今日から「口の動きをマネる(アウトプット)」ことを意識してみてください。

KOHKI

そういった細かいことを意識することで、ネイティブの発音に近づけることができますよ。

発音を独学で学ぶほとんどの人が陥る2つのワナ

ここまで、発音を学ぶ時に意識することをお伝えしてきました。
基本的には、今まで紹介してきた手順やコツを意識していくことで発音をマスターすることができます。

しかし、以上のようなことを意識していても初心者が発音学習で必ず困るポイントが2つあります。

・ピンインを覚えるのが難しい

・声調の区別がつかない

解決法とともに、詳しく解説していきますね。

ピンインを覚えるのが難しい

発音を学習し始めた人のほとんどが、最初にピンインを覚えられないことで悩みます。

理由は、ピンインを覚えようと意識しすぎるからです。

本来、ピンインは正しい発音をするための補助ツールなはず。

しかし、多くの初心者はピンインを覚えようとするあまりに漢字の音に意識が向きません。

そのため、いざ発音をする時に正しい音を再現することが難しくなります。
もちろんですが、聞きとることもできません。

実は、ネイティブでもピンインを読めない人はたくさんいます。
(ぼくのネイティブ母もピンインは読むのが苦手。)

なので、ピンインは正しい発音をするための補助役であるということを忘れないようにしてください。

KOHKI

すぐに覚えられなくても、気にせず練習を継続していきましょう。

とはいえ、ピンインを覚えるのは苦労しますよね。

ピンインの覚え方が分からない方は、「【ピンインを覚えられない人必見】中国語初心者が試すべき効率的な覚え方とコツを解説」で詳しく解説しています。

合わせて参考にしてくださいね。

声調の区別がつかない

そして、2つめは声調の区別がつかないこと。

なぜなら、ピンイン同様、理屈で考えすぎて音に意識を向けていないのが原因だからです。

例えば、初心者にありがちなのが

「あれは2声。これは4声」と声調記号ばかり気にします。

しかし、中国語上級者は、話す時やリスニング中にいちいち声調など気にしません。

中国語の4声に関する間違いを解説する図解

大事なのは、スポーツ選手のように体が自然に反応するかどうかです。

そして、声調がわかるようになるには、発音練習をたくさんするしか方法はありません。

音をしっかり聞きながらマネる練習をすれば、自然と声調も感覚的にわかるようになっていきます。

KOHKI

声調もピンイン同様、ただの記号であることを忘れないでくださいね。

発音を独学で学ぶ人にオススメの参考書

最後に、発音を学ぶ人にオススメな参考書を紹介していきますね。

結論から言うと、「紹文周の中国語発音完全マスター」がオススメ。

テキストの特徴

・口の動きが図解で解説されている

・練習問題が豊富

このテキストは、ぼくが発音学習で色々使った中でダントツでわかりやすいです。

とくに他のテキストと違うのが、口の動きと舌の位置が丁寧に説明されていること

KOHKI

ぼくの場合、この一冊を使ったことで発音に対して苦手意識を克服することができました。

発音のテキスト選びに迷っている人は、ぜひ使ってみることをオススメしますよ。

まとめ:発音は独学&プロの力を借りることで習得が早くなる!

ここまで、「中国語の発音を独学でやる方法」を解説してきました。

本記事の内容

⚪︎発音を独学で学ぶことは可能?

→発音学習で失敗しないためにプロの力を借りた方が近道


⚪︎中検2級を保有する僕が発音を学んだ方法

・ステップ①ピンイン・声調を覚える

・ステップ②簡単な文章を音読する

・ステップ③発音できているかネイティブにチェックしてもらう


⚪︎中国語の発音を早く習得するために意識した2つのポイント

・①カタカナ読みに気をつける

・②口の動きをマネる


⚪︎発音を独学で学ぶほとんどの人が陥る2つのワナ

・ピンインを覚えるのが難しい

・声調の区別がつかない

中国語を独学でやっている人は、初期の段階で挫折していきます。

一番大きな理由は、中国語の発音が難しいからです。

率直にいうと、中国語は発音をマスターしてしまえば、あとの学習は驚くほどラクになります。

しかし、大多数の人は、発音をチェックしてもらわずに自己流でやってしまい挫折というオチに。。

そして、発音をマスターできていないのでリスニングもスピーキングもできません

KOHKI

なので、独学でやるのも大事ですが、最初からプラスαでネイティブの力を借りた方が間違いなく近道です。

ぜひ、オンラインレッスンなども積極的に利用して発音を上達させていきましょう!


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この記事を書いた人

こうき  
母親が中国の上海人だが、幼少期から日本語オンリーで育ったため中国語が全くわからず親戚から中国語喋れないダサいハーフと思われて一年発起。

2020年5月中国語学習開始

2020年9月HSK3級取得

2021年3月中国語検定3級取得

3級取得後2022年夏まで中国語熱が冷め、勉強時間ゼロで一度挫折

このままでは、まずいと思い2022年9月学習再開

2023年2月 HSK5級220点取得

2023年4月 中国語検定2級 合格

HSK6級受験予定←今ここ

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